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企業Xはフォロワー数より何を見るべきか?問い合わせにつながるKPIの考え方

企業Xはフォロワー数より何を見るべきか?問い合わせにつながるKPIの考え方 SNS・X運用

企業でXを運用していると、どうしても気になりやすいのが「フォロワー数」です。

「今月は何人増えたか」
「競合よりフォロワーが少ない」
「まずは1万人を目指した方がいいのでは?」

こうした数字は分かりやすいため、X運用の成果として使われやすい指標でもあります。

しかし、企業Xの目的が問い合わせ・予約・資料請求・案件獲得など、事業につながる成果であるなら、フォロワー数だけで運用の良し悪しを判断するのはおすすめできません。

ORCHIS STUDIOでは、企業Xを見るときにフォロワー数だけを切り取るのではなく、

認知 → 反応 → 興味 → 行動 → 問い合わせ

という流れで考えます。

重要なのは「数字がどれだけ大きいか」ではなく、Xを見た人が次の行動へ進んでいるかどうかです。

フォロワー数は重要ではないのか?

最初に誤解のないように言うと、フォロワー数を見る意味がないわけではありません。

フォロワーが増えているということは、

  • 発信に継続的な関心を持つ人が増えた
  • 今後も投稿が届く可能性のある人が増えた
  • アカウントの認知が広がった

と考える材料になります。

問題なのは、

「フォロワーが増えた=X運用が成功している」

と判断してしまうことです。

たとえばフォロワーが毎月増えていても、プロフィールを見られていない、ホームページをクリックされていない、問い合わせも増えていないのであれば、事業成果という意味では別の問題を抱えている可能性があります。

逆に、フォロワー数がそれほど多くなくても、投稿からプロフィールを確認され、サービスページを読まれ、相談につながっているのであれば、そのXは十分に仕事をしていると言えます。

企業Xでは、フォロワー数を最終目的ではなく、途中にあるひとつの指標として扱った方が実態を把握しやすくなります。

企業Xは「大きな数字」より「次の行動」を見る

企業Xを評価するとき、ORCHIS STUDIOでは次の流れで考えます。

インプレッション
↓
エンゲージメント
↓
プロフィールアクセス
↓
リンククリック
↓
HP・LPの閲覧
↓
問い合わせ・予約

これは単なる数字の一覧ではありません。

ユーザーが自社を知ってから、実際の問い合わせへ近づいていく流れです。

段階主に確認するもの分かること
認知インプレッション投稿が届いているか
反応エンゲージメント内容に反応されているか
興味プロフィールアクセス発信者・企業自体に興味を持たれたか
行動リンククリックXの外まで調べようとしたか
検討HP・LPの閲覧サービスを詳しく確認されたか
成果問い合わせ・予約実際の事業成果につながったか

それぞれの指標が何を意味するのか、Xアナリティクスを開いたときにどこから確認すればいいのかについては、「Xアナリティクスで最初に見る数字|企業Xで確認すべき5つの指標」で詳しく整理しています。

ポイントは、下に行くほど事業成果との距離が近くなることです。

フォロワー数やインプレッション数は分かりやすく、大きくなると手応えも感じます。

ただし、問い合わせを目的としているなら、プロフィールアクセスやリンククリック、そして最終的な問い合わせの方が事業との距離は近くなります。

「どこで止まっているか」を見ると改善点が分かる

この流れでXを見るメリットは、単に成果を測れることだけではありません。

どこに問題があるのかを切り分けやすくなります。

たとえば、次のように考えられます。

インプレッションが少ない

そもそも投稿が十分に届いていない状態です。

この場合は、

  • 投稿テーマ
  • 投稿頻度
  • 内容
  • 見せ方
  • ターゲットとのズレ

など、X上での認知をまず見直す必要があります。

インプレッションはあるのに反応が少ない

投稿は表示されていますが、内容が読み手に刺さっていない可能性があります。

誰向けの情報なのか、何を伝えたい投稿なのかを見直す段階です。

反応はあるのにプロフィールを見られない

投稿そのものは面白い、役に立つと思われていても、

「この会社は何をしているんだろう?」

という次の興味まで生まれていない可能性があります。

投稿内容と事業内容が離れすぎていないかも確認したいところです。

プロフィールは見られるのにリンクをクリックされない

この場合は、投稿よりプロフィール側に課題がある可能性があります。

  • 誰向けのアカウントなのか
  • 何をしている企業なのか
  • リンク先に何があるのか
  • 次に何をしてほしいのか

が分かりにくくなっていないか確認します。

固定ポストも含めて見る必要があります。

リンクはクリックされるのに問い合わせが増えない

ここまで来ると、Xだけを改善し続けても成果が出ない可能性があります。

XやSNSからHPへ人を送れているにもかかわらず問い合わせが増えない場合は、集客ではなく「着地後の導線」に問題がある可能性があります。詳しくは、「SNSからHPに人は来るのに問い合わせが増えない理由」で整理しています。

問題があるのは、

  • HP・LPの内容
  • サービスの分かりやすさ
  • CTA
  • 問い合わせフォーム
  • 予約方法
  • サイト上の導線

かもしれません。

ホームページ側でどこを確認すればいいか分からない場合は、「ホームページから問い合わせが来ない7つの原因」もあわせて確認してみてください。

つまり、

Xから人は送れているのに、その先で止まっている状態です。

この状態で「もっとフォロワーを増やそう」としても、本当の詰まりは解消されません。

ORCHISが企業Xを見るときの判断基準

ORCHIS STUDIOでは、企業Xを単体のSNSとして評価しません。

Xは、顧客が企業を知ってから問い合わせるまでのWeb導線の一部だからです。

そのため、特に次の4点を重視します。

1. フォロワー数だけで良し悪しを決めない

フォロワー数はアカウントの成長を見る材料にはなります。

しかし、問い合わせを目的としているなら、それだけで成果とは判断しません。

2. 「次の行動」に近い数字ほど重視する

インプレッションよりプロフィールアクセス。

プロフィールアクセスよりリンククリック。

リンククリックより問い合わせ。

もちろんすべて必要ですが、事業目的に近い指標ほど重要度は高くなります。

3. Xの数字だけで改善策を決めない

リンククリックまで発生しているのであれば、X運用よりHP側を改善した方が効果的な場合があります。

逆にHPが整っていても、Xからほとんど人が来ていないのであれば、まず投稿やプロフィールを改善する必要があります。

4. 数字を見る目的は「評価」ではなく「次に何を直すか」を決めること

分析の目的は、レポートを作ることではありません。

「今月はインプレッションが○件でした」

で終わるのではなく、

どこで人が止まり、次に何を改善するかを決めるために数字を見る。

これがORCHIS STUDIOの基本的な考え方です。

フォロワー数を重視していいケースもある

もちろん、すべての企業が問い合わせだけを目的にXを運用しているわけではありません。

たとえば、

  • ブランド認知を広げたい
  • 多くの人との接点を作りたい
  • コミュニティを育てたい
  • 採用広報として長期的な関係を作りたい

といった目的なら、フォロワー数の増減も重要な指標になります。

大切なのは、

「フォロワー数が重要かどうか」ではなく、「自社が何のためにXを運用しているか」から指標を決めること。

問い合わせを目的にしているのにフォロワー数しか追っていない、という状態を避けることが重要です。

毎月のX運用では何を確認すればいい?

企業Xの振り返りをするなら、まず次の順番で確認してみてください。

  1. 投稿はどの程度表示されたか
  2. どの投稿に反応が集まったか
  3. プロフィールまで興味を持たれたか
  4. リンクはクリックされたか
  5. HP側ではどのページが見られたか
  6. 問い合わせ・予約につながったか
  7. 前月と比べて、どこが改善・悪化したか

すべての数字を毎日細かく追う必要はありません。

見る数字を増やしすぎるより、

「今、自社の導線はどこで止まっているのか」

を判断できる指標を持つ方が重要です。


自社のXがどこで止まっているか、無料で確認できます

ORCHIS STUDIOでは、XアナリティクスからダウンロードしたCSVを使って、

  • インプレッション
  • エンゲージメント
  • プロフィールクリック
  • URLクリック
  • 投稿ごとの傾向

などを簡易分析できる「企業公式Xアナリティクス無料診断」を公開しています。

CSVはブラウザ内で処理されるため、自社の運用状況をまず数字から確認したい方はご利用ください。


まとめ|企業Xは「フォロワーが何人か」より「人がどこまで進んだか」を見る

企業Xでフォロワー数を見ること自体は間違いではありません。

ただし、問い合わせ・予約・案件獲得を目的としているなら、フォロワー数だけでは運用の成果を判断できません。

見るべきなのは、

インプレッション
↓
エンゲージメント
↓
プロフィールアクセス
↓
リンククリック
↓
HP・LP
↓
問い合わせ・予約

という一連の流れです。

数字が大きいか小さいかだけを見るのではなく、

「ユーザーが次の行動へ進んでいるか」

を見る。

そして、止まっている場所を見つけて改善する。

これが、企業Xを事業につなげるための基本です。

Xの数字だけでなく、プロフィール・固定ポスト・HP・問い合わせフォームまで含めて導線を見直したい場合は、ORCHIS STUDIOまでご相談ください。