「ホームページを作ったのに、ほとんど問い合わせが来ない」
「SNSからアクセスはあるはずなのに、仕事につながっている感じがしない」
こうした状態になると、
- デザインを変えた方がいいのか
- SEOを強化した方がいいのか
- ブログを増やした方がいいのか
- SNSをもっと頑張るべきなのか
と、いろいろな改善策を試したくなるかもしれません。
しかし、最初にやるべきことは「施策を増やすこと」ではありません。
問い合わせまでのどこで止まっているのかを確認することです。
ホームページから問い合わせが発生するまでには、
見つけてもらう
↓
自分に関係があると感じてもらう
↓
サービスを理解してもらう
↓
信頼してもらう
↓
次の行動を選んでもらう
↓
問い合わせてもらう
という複数の段階があります。
どこか一つで止まっていれば、問い合わせにはつながりません。
ORCHIS STUDIOでは、「問い合わせが来ない」という結果だけを見るのではなく、その手前のどこに問題があるのかを順番に切り分けることを重視しています。
この記事では、ホームページから問い合わせが来ない代表的な7つの原因と、改善するときの考え方を解説します。
ホームページから問い合わせが来ない7つの原因
まず全体像を整理すると、確認したいのは次の7項目です。
| 原因 | 主に確認するポイント |
|---|---|
| 1. 必要な人が来ていない | アクセス・流入元 |
| 2. 誰向けか伝わらない | ファーストビュー |
| 3. 判断材料が足りない | サービス説明・料金・対応範囲 |
| 4. 信頼材料が足りない | 実績・事例・運営者情報 |
| 5. ゴールが整理されていない | CTA・予約・相談・見積もり |
| 6. フォームで離脱している | 入力項目・使いやすさ |
| 7. 数字を見ていない | アクセス解析・コンバージョン |
重要なのは、7つすべてを一気に直すことではありません。
今どこで止まっているのかを見つけ、そこから改善することです。
原因1|そもそも必要な人がホームページに来ていない
最初に確認したいのが、ホームページへのアクセスです。
どれだけ分かりやすいホームページを作っていても、見込み客に見てもらえていなければ問い合わせは発生しません。
ただし、単純にアクセス数だけを増やせばいいわけでもありません。
たとえば月1万人が訪れていても、自社の商品やサービスを必要としている人がほとんどいなければ、問い合わせにはつながりにくくなります。
確認したいのは、
- Google検索
- X
- Googleマップ
- Web広告
- 他サイトからの紹介
- 名刺やチラシ
などから、どのような人がホームページへ来ているのかです。
ORCHISではこう判断します
まず、
アクセスそのものが少ないのか
それとも、
アクセスはあるのに問い合わせにつながっていないのか
を分けます。
ここを分けないまま、
「問い合わせがないからブログを増やそう」
「もっとSNSを投稿しよう」
と集客だけを増やしても、ホームページ内の導線に問題があれば成果は変わりません。
逆に、ホームページ内の導線が整っていても、誰にも見られていなければ集客施策が必要です。
まず現在地を把握しましょう。
原因2|誰のためのホームページなのか一瞬で伝わらない
ホームページを開いた瞬間、
「何をしている会社なのか」
「自分に関係があるサービスなのか」
が分かるでしょうか。
企業側にとっては当たり前でも、初めて訪れた人には伝わっていないことがあります。
たとえば、
「未来を創造する」
「お客様と共に成長する」
「新しい価値を社会へ」
といったメッセージです。
企業理念としては問題ありません。
ただ、それだけでは、
何を頼める会社なのか
までは分かりません。
訪問者はホームページを隅々まで読んでから判断してくれるとは限りません。
最初の段階で「自分には関係なさそう」と思われれば、そのまま離脱されてしまいます。
ORCHISではこう判断します
ファーストビューでは最低限、
誰向けなのか
何を提供しているのか
どんな問題を解決できるのか
の3つが読み取れる状態を目指します。
オシャレかどうかより先に、
「これは自分に関係がある」と判断できること
が重要です。
原因3|サービスは載っているが、依頼するための判断材料が足りない
「サービスページはちゃんと作っています」
というホームページでも、内容を見るとサービス名しか載っていないケースがあります。
たとえば、
- ホームページ制作
- SNS運用
- コンサルティング
- システム開発
- 業務改善支援
といったサービス名だけでは、ユーザーは依頼するかどうか判断できません。
問い合わせ前に知りたいのは、
- 具体的に何をしてくれるのか
- 自分のケースでも対応できるのか
- どこまで対応してくれるのか
- 期間はどれくらいなのか
- 料金はいくらくらいなのか
- 依頼すると何が変わるのか
- 他の選択肢と何が違うのか
といった情報です。
「詳しくはお問い合わせください」
だけでは、問い合わせるための材料そのものが不足してしまうことがあります。
ORCHISではこう判断します
問い合わせは、
分からないから発生する
とは限りません。
むしろ、
ある程度理解し、納得できたから次の質問をする
というケースも多くあります。
すべてをホームページに書く必要はありません。
ただし、依頼するかどうかを判断するために必要な情報は、できるだけ事前に伝えることをおすすめします。
原因4|「ここに頼んでも大丈夫か?」への答えがない
サービス内容に興味を持ったあと、多くの人が考えるのが、
「でも、本当にここに頼んで大丈夫だろうか?」
ということです。
そこで必要になるのが信頼材料です。
たとえば、
- 制作実績
- 支援事例
- お客様の声
- Before / After
- 運営者情報
- 会社概要
- 仕事への考え方
- 対応の流れ
- よくある質問
などがあります。
特に小規模な会社や店舗の場合、大企業のように何百件もの実績を掲載する必要はありません。
数が少なくても、
どんな課題があり、何を考え、どう対応したのか
まで分かれば、十分に判断材料になります。
ORCHISではこう判断します
見るべきなのは「実績の数」だけではありません。
依頼した後のイメージができるか
を確認します。
ユーザーが感じているのは、
「失敗したくない」
「変な会社に頼みたくない」
「ちゃんと話を聞いてもらえるのか」
という不安です。
その不安を減らせる情報があるかを見てみましょう。
原因5|問い合わせ・予約・相談など、ゴールが整理されていない
次に確認したいのがCTAです。
CTAとは、
- お問い合わせ
- 無料相談
- 資料請求
- 見積もり
- 予約
- LINE登録
- 電話
など、ユーザーに次の行動を促す部分です。
ここでありがちなのが、
選択肢を増やしすぎること。
「お問い合わせはこちら」
「無料相談はこちら」
「見積もりはこちら」
「資料請求はこちら」
「LINEもあります」
と同じ強さで並んでいると、ユーザーはどれを選べばいいのか迷います。
選択肢が多いほど親切になるとは限りません。
ORCHISではこう判断します
ページごとに、
「このページを読んだ人に、次に何をしてほしいのか?」
を考えます。
たとえば、
サービス内容を理解した人
→ 相談する
店舗情報を確認した人
→ 予約する
料金を確認した人
→ 見積もりを依頼する
というように、ユーザーの状態に合わせてゴールを整理します。
CTAは増やせばいいわけではありません。
次に進みやすいことの方が重要です。
原因6|問い合わせフォームまで来た人を逃している
サービスに興味を持ち、問い合わせボタンまで押してくれた。
それでも最後のフォームで離脱することがあります。
代表的なのは、
- 入力項目が多すぎる
- 必須項目が多い
- スマートフォンで入力しにくい
- 何を書けばいいのか分からない
- エラーの理由が分かりにくい
- 送信後の流れが分からない
- 強い営業をされそうで不安
といったケースです。
企業側から見ると、問い合わせフォームは「必要な情報を集める場所」です。
しかしユーザーから見れば、
問い合わせるための最後のハードル
でもあります。
ORCHISではこう判断します
初回問い合わせの段階で、
本当にその情報が必要なのか
を一度考えます。
詳しい内容は、その後のメールや打ち合わせでも確認できます。
フォームを作るときは、
「こちらが知りたい情報」
ではなく、
「ユーザーが問い合わせを完了できるか」
という視点も必要です。
原因7|数字を見ていないので、どこを改善すればいいか分からない
最後がデータです。
問い合わせが来ないと、
「ホームページが古いからかもしれない」
「SEOが弱いのでは?」
「SNSをもっと投稿しよう」
と、感覚だけで改善策を決めてしまうことがあります。
しかし、
アクセスそのものが少ない
場合と、
アクセスはあるがサービスページを読まれていない
場合と、
問い合わせページまで来ているのに送信されていない
場合では、必要な改善はまったく違います。
ORCHISではこう判断します
最初から難しい分析をする必要はありません。
まずは、
- どこから人が来ているのか
- どのページが見られているのか
- サービスページまで進んでいるか
- 問い合わせページまで進んでいるか
- 問い合わせが完了したか
などを確認します。
数字を見る目的は、レポートを作ることではありません。
次に何を直すべきか決めることです。
データは「見るもの」ではなく「判断するために使うもの」と考えると分かりやすいでしょう。
アクセスはあるのに問い合わせが来ない場合はどうする?
アクセス数がある程度あるにもかかわらず問い合わせが少ない場合は、集客よりもサイト内を優先して確認します。
特に見たいのは、
誰向けか
↓
サービス内容
↓
信頼材料
↓
CTA
↓
フォーム
の流れです。
たとえばSNSで投稿が伸び、ホームページへの流入が増えていても、トップページを開いた瞬間に、
「何を頼める会社なのか分からない」
状態なら成果にはつながりません。
逆に、サービス内容までしっかり読まれているのに問い合わせページへ進まないのであれば、CTAや提案内容を見直す余地があります。
アクセス数だけでサイトの良し悪しを判断しないことが重要です。
問い合わせを増やすために、いきなりホームページを作り直す必要はない
問い合わせが少ないからといって、必ずしも全面リニューアルが必要とは限りません。
たとえば問題が、
- ファーストビューだけ
- サービス説明だけ
- CTAだけ
- フォームだけ
なら、その部分を改善するだけで済む可能性があります。
逆に、
- 事業内容とホームページの内容が大きくズレている
- スマートフォンでまともに閲覧できない
- 情報構造そのものが複雑
- サービス内容が大きく変わった
といった場合は、リニューアルを検討した方が効率的なこともあります。
ORCHISでは「作るかどうか」より先に原因を考えます
制作会社に相談すると、
「ホームページを作り直しましょう」
という話から始まることがあります。
もちろん、作り直した方がよいケースもあります。
ただORCHIS STUDIOでは、制作すること自体を目的にはしていません。
まず現在のホームページを確認し、どこに問題があるのか、何から改善すべきなのかを整理する。
その結果、
部分改善で十分なら部分改善。
制作が必要なら制作。
SNSとの接続が問題なら導線改善。
というように、必要な対応を考えます。
ホームページ改善は「全部直す」より「一番詰まっている場所から直す」
ここまで7つの原因を紹介しました。
改善するときは、次の順番で確認すると整理しやすくなります。
① 必要な人が来ているか
↓
② 誰向けのサービスか伝わっているか
↓
③ 判断材料があるか
↓
④ 信頼できる情報があるか
↓
⑤ 次に何をすればいいか分かるか
↓
⑥ 問い合わせしやすいか
↓
⑦ どこで止まっているか確認できるか
全部を同時に変更してしまうと、
「結局何が原因だったのか」
が分からなくなることがあります。
ホームページ改善で大切なのは、改善項目の数ではありません。
今、一番詰まっている場所を見つけることです。
そこを直して結果を確認し、次の改善につなげていきましょう。
まとめ|問い合わせが来ない原因を切り分けてから改善しよう
ホームページから問い合わせが来ない主な原因は、次の7つです。
- 必要な人がホームページに来ていない
- 誰向けのホームページなのか伝わらない
- 依頼するための判断材料が足りない
- 信頼材料が足りない
- 問い合わせ・予約・相談などのゴールが整理されていない
- 問い合わせフォームで離脱している
- 数字を見ていないため改善ポイントが分からない
「問い合わせが来ない」という同じ結果でも、原因によってやるべきことは変わります。
だからこそ、
とりあえずSEO
とりあえずSNS
とりあえずリニューアル
ではなく、
どこで止まっているのかを確認してから改善する
ことが大切です。
ORCHIS STUDIOでは、LP・ホームページ制作だけでなく、既存サイトの改善、X・SNSからの導線、問い合わせ・予約導線まで含めてWeb全体を整理しています。
「ホームページを作り直した方がいいのか、それとも一部を改善すればいいのか分からない」
という段階でも問題ありません。
現在の状況を確認したうえで、必要な改善から一緒に整理します。
一度整理しませんか?
全面リニューアルありきではありません。 現在のサイトやSNS導線を確認し、改善の優先順位を一緒に整理します。
Webサイト・問い合わせ導線について相談するよくある質問
ホームページへのアクセスが少ない場合、まずSEOを始めるべきですか?
必ずしもSEOが最優先とは限りません。
ターゲットや商圏、商品単価、既存のSNSや紹介経路によっては、SNS、Googleマップ、広告、紹介など別の集客経路を優先した方がよい場合もあります。
まず「どこから見込み客を集めるのが現実的か」を整理してから施策を選びましょう。
アクセスはあるのに問い合わせが来ない場合、何を確認すればいいですか?
サービスページへの遷移、CTA、問い合わせページへの到達状況などを確認します。
アクセスがあるなら、さらに集客を増やす前に「ホームページ内のどこで止まっているのか」を確認することをおすすめします。
問い合わせフォームの項目はいくつくらいが適切ですか?
一律に何項目が正解とは言えません。
重要なのは、初回問い合わせの時点で本当に必要な情報だけに絞ることです。
詳しい内容を後からヒアリングできるのであれば、最初からすべて入力してもらう必要はありません。
ホームページは何年ごとにリニューアルすべきですか?
年数だけで判断する必要はありません。
事業内容とサイトの内容がズレている、スマートフォンで使いにくい、情報構造が複雑になっているなど、現在の事業に支障が出ているかどうかで判断します。
古くても機能しているサイトなら、部分改善で十分な場合もあります。
ホームページ改善だけ相談することはできますか?
はい。
ORCHIS STUDIOでは、新規制作だけでなく既存ホームページの構成見直し、問い合わせ導線の改善、アクセスデータをもとにした改善提案などにも対応しています。
制作するかどうか決まっていない段階でもご相談いただけます。
