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AI検索時代、自社ホームページだけで十分?情報発信の優先順位

AI検索時代、自社ホームページだけで十分?情報発信の優先順位 Web改善

「ホームページを更新しているのに、問い合わせが増えない」
「AI検索対策も必要なのだろうか」

中小企業や店舗の経営者にとって、気になるところでしょう。

結論から言うと、自社ホームページは今も重要です。ただし、ホームページだけを整えれば十分とは限りません。まずは公式情報を分かりやすくし、外部に掲載された情報との食い違いを減らしましょう。

AI検索の参照元の67.5%が「対象企業の公式サイト以外」だった

2026年10月15日、株式会社Bridge(マテリアルグループ)が発表した「AIO調査Vol.1」では、消費者向け18業種について900問を用意し、ChatGPTとGeminiにそれぞれ3回ずつ質問。有効回答5,397件、参照元URL延べ70,209件を分析しています。

参照元URLの構成は次の通りです。

  • 調査対象の企業・ブランド公式サイト:32.5%
  • 第三者サイト(比較サイト・メディア、調査対象外の企業サイトなど):45.1%
  • 官公庁:12.6%
  • 業界団体など:5.9%
  • 動画・掲示板などのプラットフォーム:3.9%

つまり、調査対象としていた企業・ブランドの公式サイト以外が67.5%でした。

ただし、これは18業種・特定の質問・計測環境で集めた「参照元URLの件数」の割合です。AIが情報をどの程度使ったかや、購入・予約が何件生まれたかを示す数字ではありません。

出典:株式会社Bridge「AIO調査Vol.1 消費者向け18業種横断調査」(2026年10月15日)

では、自社ホームページはもう不要なのか?

それは違います。公式HPには、事業者が責任を持って最新情報を伝える役割があります。サービス内容、料金、営業日、対応エリア、問い合わせ方法。これらが曖昧なまま外部発信を増やしても、お客様は迷ってしまいます。

口コミや比較記事から興味を持ち、最終確認のために公式HPを訪れる人もいます。外部で見つけてもらうことと、公式HPで安心して判断できることは対立しません。

小規模事業者が見直したい4つの順番

1.まず公式HPに「選ぶための情報」を揃える

サービス名、対象者、料金や料金が変わる条件、対応地域、予約・問い合わせまでの流れ、よくある質問を確認しましょう。「何が含まれていて、何が別料金か」が分からないと、問い合わせ前に離脱されるかもしれません。デザインの一新より情報整理が先の場合もあります。

2.外部に載っている自社情報を確認する

店舗ならGoogleビジネスプロフィール、地域の情報サイト、業界団体の紹介ページなどを点検します。営業時間や電話番号、サービス内容が古いままなら、自分で修正できる場所から整えましょう。口コミ評価の操作は不要です。

3.実際の仕事が伝わる事例を残す

「どんな相談があり、何を見直し、どんな改善を行ったか」を具体的に伝えると、依頼後のイメージが湧きます。写真やお客様の声の掲載許可を確認し、数値を示すなら測定条件も添えましょう。架空の実績を作らず、実際の判断理由を説明することから始められます。

4.AIの回答を確認しつつ、問い合わせも測る

顧客が使いそうな言葉でChatGPTやGeminiに質問すると、どんな情報が紹介されるか観察できます。ただし、回答は質問や時期で変わります。一度名前が出たことだけで効果を判断せず、問い合わせ件数や予約件数、どこで自社を知ったかも確認しましょう。

検索順位だけで判断しない。ただしSEOをやめない

Bridgeの調査では、Google検索上位10件とAI参照元の重なりも限定条件で調べています。対象の146問では、Google上位10件のうちAIの参照元となった割合はChatGPTで6.8%、Geminiで13.4%でした。

これは「検索上位を目指しても意味がない」という話ではありません。検索順位とAIの参照元は必ずしも一致しないという観察結果です。従来の検索経由のお客様も大切にしながら、外部の接点も点検しましょう。

まずは今のホームページで3つをチェック

  1. 料金・サービス内容・対象者が、初めて来た人にも分かるか
  2. 外部サイトと公式HPで営業時間・連絡先・案内内容が食い違っていないか
  3. 記事やSNSから来た人が、問い合わせ・予約方法をすぐ見つけられるか

一つでも迷うところがあれば、そこが最初の改善候補です。新しい媒体を増やす前に、今ある情報と導線を見直してみましょう。

自社ホームページの改善、何から始めればいい?

ホームページだけでなく、SNSからの流入や問い合わせまで含めて、今の導線を見直してみませんか?

ORCHIS STUDIOでは、HP単体ではなく、SNSからの流入や問い合わせまで含めて改善の優先順位を整理することを大切にしています。

まずは無料の集客導線チェックで現状を確認できます。

参考資料

株式会社Bridge(マテリアルグループ)「AIO調査Vol.1 消費者向け18業種横断調査」(2026年10月15日)

調査発表を確認する