企業Xのプロフィールや固定ポストを整えたあと、意外と迷いやすいのが、
「リンク先をどこにするか」
という問題です。
会社の公式Xだから、とりあえず公式ホームページのトップページ。
固定ポストでサービスを紹介したから、とりあえず問い合わせページ。
こうした設定でも間違いではありません。
ただし、
リンクが置いてあることと、問い合わせにつながる導線ができていることは別です。
投稿を見た人がプロフィールへ進み、固定ポストを読み、リンクをクリックしてくれたとしても、その先のページがユーザーの期待と合っていなければ、そこで離脱します。
企業Xから成果につなげるなら、
「どこへ送りたいか」ではなく、「その人が次にどこなら進みやすいか」
でリンク先を考える必要があります。
企業Xのリンク先はトップページでいいのか?
結論から言えば、
トップページで問題ないケースもあれば、別のページへ送った方がよいケースもあります。
重要なのは、リンク先を一律に決めないことです。
たとえば、Xで
「ホームページから問い合わせが来ない原因」
について投稿したとします。
その投稿を読んだ人が知りたいのは、おそらく会社概要ではありません。
自社のホームページに、
- どんな問題があるのか
- 何を確認すればいいのか
- どう改善すればいいのか
といった情報でしょう。
そこでリンク先が会社のトップページだけだと、ユーザーは再び自分で情報を探さなければいけません。
逆に、
「この会社は何をしている会社なんだろう?」
と興味を持った人なら、トップページが適しています。
つまり、
トップページが良いか悪いかではなく、ユーザーの目的とリンク先が合っているか
を見る必要があります。
リンク先は「次の一歩」で考える
ORCHISでは、Xから問い合わせまでを次のような流れで考えます。
投稿
↓
プロフィール
↓
固定ポスト・リンク
↓
HP・LP・記事・無料ツール
↓
CTA
↓
問い合わせ・予約・相談
ここで重要なのは、
すべての人を一気に問い合わせまで進ませようとしないことです。
Xで投稿を1本見ただけの人に、
「お問い合わせはこちら」
と案内しても、多くの場合まだ行動する理由がありません。
その人は、
- もう少し詳しく知りたい
- 自分にも当てはまるか確認したい
- 他の情報も見て判断したい
という段階かもしれません。
その場合は、問い合わせページではなく、関連記事や無料ツール、サービス説明ページなどを挟んだ方が自然です。
導線を考えるときは、
今いる場所から、次の一歩だけ進んでもらう
くらいで考えると整理しやすくなります。
トップページへリンクした方がいいケース
まず、トップページが向いているのは、
企業や事業そのものを知ってもらいたい場合です。
たとえば、
- 会社紹介の投稿
- 事業内容の紹介
- ブランドについての投稿
- 複数サービスをまとめて知ってほしい場合
- Xプロフィールの代表リンク
などです。
トップページには通常、
- 何をしている会社か
- 誰向けのサービスか
- どんなサービスがあるか
- 実績や強み
- 問い合わせへの導線
といった情報がまとまっています。
そのため、
「まず会社全体を知ってほしい」
という場面では、トップページは十分に機能します。
一方で、特定の課題やサービスについて投稿している場合には、トップページを経由させることで余計な一手が増えることもあります。
サービスページやLPへリンクした方がいいケース
特定の商品やサービスについて投稿しているなら、
そのサービス専用ページやLPへ直接送る方が自然です。
たとえば、
「企業Xの導線改善をしています」
という投稿から、
会社トップ
↓
サービス一覧
↓
X支援サービス
と何回も探してもらうより、最初から該当サービスページへ送った方が分かりやすいでしょう。
特に、
- サービス紹介
- キャンペーン
- 募集
- セミナー
- 特定商品の案内
など、投稿内容と目的が明確な場合は、
投稿と着地ページを1対1に近づける
方が導線はシンプルになります。
ユーザーがクリックした理由と、リンク先で最初に目にする内容を一致させることが大切です。
関連記事へリンクした方がいいケース
企業Xでは、すぐに商品ページへ送るより、
関連記事へ送った方がよいケースもあります。
特に、
- ノウハウ投稿
- 問題提起
- よくある失敗
- 業界の考え方
- 自社の判断基準
などの投稿です。
たとえば、
「Xのインプレッションは増えているのに、問い合わせが増えない」
という投稿を見た人に、いきなりサービス申込ページを見せるより、
まず、
なぜ問い合わせにつながらないのか
を詳しく説明した記事を読んでもらう。
その記事の中から、
プロフィール改善
↓
リンク先改善
↓
HP改善
↓
無料診断
というように、必要な情報へ進める方が自然です。
SEO記事は検索流入だけのために存在するものではありません。
Xから来たユーザーの理解を深める受け皿
としても使えます。
【関連記事:あわせて読みたい:Xのインプレッションが増えても問い合わせが来ない理由|企業Xの導線改善】
無料ツールへリンクした方がいいケース
もう一つ有効なのが、
無料診断やチェックツールをリンク先にする方法です。
記事を読むだけでは、
「結局、自社はどこが悪いのか分からない」
という人もいます。
そこで、
「まず自社の状態を確認してみてください」
という形で無料ツールを挟むと、ユーザー自身が課題を認識しやすくなります。
ORCHISでは、
企業公式Xアナリティクス無料診断 Lite Web版
を公開しています。
Xアナリティクスのデータから、現在の運用状態や確認すべきポイントを簡易診断できるツールです。
記事を読んで終わるのではなく、
自社データを確認する
↓
課題を知る
↓
必要なら改善する
という次の行動につなげられます。
企業Xの場合、いきなり相談を求めるよりも、
まず自社の課題に気づいてもらう
という導線の方が適している場合もあります。
問い合わせページへ直接送っていいケース
もちろん、問い合わせページへ直接リンクしてはいけないわけではありません。
すでに検討度が高い人には有効です。
たとえば、
- 相談受付中の告知
- 見積もり募集
- 制作案件の募集
- サービス内容や料金を十分説明した後
- 既存顧客や紹介からの流入
などです。
この場合は、ユーザー側にも
「相談したい」
という意思があるため、余計なページを挟まない方がよいでしょう。
逆に、まだ認知段階の人に毎回問い合わせを求めると、行動までの距離が大きくなります。
固定ポストだから同じリンクを使い続ける必要はない
企業Xでは、固定ポストに公式HPを置いたまま長期間変更していないケースもあります。
もちろん、それで成果が出ているなら問題ありません。
ただ、
- 新しいサービスを始めた
- 無料ツールを公開した
- 特定の相談を増やしたい
- 最近の投稿テーマが変わった
のであれば、固定ポストのリンク先も見直す余地があります。
固定ポストは、
プロフィールを見に来た人を次へ案内する「ミニLP」
のような役割を持ちます。
そこで、今もっとも見てほしいページや、今の発信内容とつながるページへ送る方がユーザーにとっても分かりやすくなります。
【関連記事:あわせて読みたい:企業Xのプロフィールと固定ポストはどう整える?HP・問い合わせにつなげる導線改善】
クリック数だけで判断しない
リンク先を変更したあと、クリック数だけを見て判断するのも注意が必要です。
たとえば、リンククリック数が増えたとしても、その先で誰もサービスページを見ず、問い合わせにも進んでいないのであれば、導線全体として改善したとは言い切れません。
見るべきなのは、
投稿
↓
プロフィール
↓
リンククリック
↓
記事・LP
↓
CTA
↓
問い合わせ
のどこまで進んでいるかです。
反対に、クリック数がそれほど多くなくても、そこから相談につながっているのであればビジネス上は価値のある導線かもしれません。
数字が悪いから施策を増やすのではなく、どの数字から悪くなっているのかを見る。
これはリンク先を考えるときも同じです。
「XからHPへ送る」が目的になっていないか
企業Xの運用では、
「SNSからHPへ流入を増やしたい」
という目標が設定されることがあります。
ただし、HPへのアクセス数が増えること自体が最終目的ではありません。
本来確認したいのは、
X
↓
HP
↓
サービス理解
↓
問い合わせ・予約・相談
までつながっているかです。
そのため、
「HPアクセスが増えたから成功」
ではなく、その先まで確認する必要があります。
場合によっては、トップページへのアクセスを増やすより、利用者の少ない専用ページへ少人数を送った方が問い合わせにつながることもあります。
重要なのは流入量ではなく、
流入した人が次へ進める設計になっているか
です。
ORCHISならリンク先をこう考える
ORCHISでは、
「企業Xのリンク先はどこが正解ですか?」
と聞かれたとき、最初から
「トップページです」
「LPです」
と決めることはしません。
まず、
今どこでユーザーが止まっているのか
を確認します。
投稿が見られていないなら、リンク先以前の問題です。
投稿は見られているけれどプロフィールへ来ていないなら、投稿とプロフィールのつながりを確認します。
プロフィールには来ているけれどリンクが押されていないなら、プロフィールや固定ポストを確認します。
リンクは押されているのに問い合わせがないなら、そこで初めて、
着地ページやHP側に問題がないか
を見る。
つまり、リンク先だけを単独で改善するのではなく、
投稿
↓
プロフィール
↓
固定ポスト
↓
リンク先
↓
HP・LP
↓
CTA
↓
問い合わせ
までを一つの導線として確認します。
まとめ|リンク先は「送りたい場所」ではなく「次に進みやすい場所」
企業Xのプロフィールや固定ポストにはとりあえず公式HPを貼っておけばいい。
そう考えがちですが、必ずしもトップページが最適とは限りません。
大切なのは、
その投稿を見た人が、次に何を知りたいのか
を考えることです。
会社全体を知りたいならトップページ。
特定サービスを知りたいならLPやサービスページ。
まだ理解を深めたいなら関連記事。
自社の状態を確認したいなら無料診断。
すでに相談したいなら問い合わせページ。
目的によって、適切な着地先は変わります。
そして、
リンクを置くことと、導線を作ることは別です。
Xの数字だけを見るのではなく、その先のHPや問い合わせまで含めて確認することで、初めて「どこを改善するべきか」が見えてきます。
まずは自社のX運用を確認したい方へ
「投稿は見られているけれど、どこで止まっているのか分からない」
という場合は、
企業公式Xアナリティクス無料診断 Lite Web版
で、まず現在の状態を確認してみてください。
Xアナリティクスの数字から、どの指標を確認すればいいのか?改善のヒントを簡易診断できます。

