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Xアナリティクスで最初に見る数字は?企業Xで確認すべき5つの指標

Xアナリティクス指標ガイド SNS・X運用

Xを運用していて、アナリティクスを開いてみたものの、

「数字が多すぎて、結局どこを見ればいいのかわからない」

となったことはありませんか?

インプレッション、エンゲージメント率、いいね、リポスト、プロフィールクリック、URLクリック……。

すべてを見る必要があるように感じますが、企業・店舗・個人事業主がX運用を改善するのであれば、最初から全部追いかける必要はありません。

ORCHIS STUDIOでは、Xの数字を大きく、

認知 → 反応 → 行動

の順番で見ます。

さらにその先には、

X → プロフィール → HP・LP → 問い合わせ・予約

というWeb導線があります。

この記事では、Xアナリティクスを開いたときに最初に確認したい数字を、実務で使いやすい順番に整理します。


結論:まず見るのは「大きい数字」ではなく、次の行動につながる数字

最初に結論を整理すると、確認したいのは次の5つです。

  1. インプレッション
  2. エンゲージメント率
  3. プロフィールクリック
  4. URLクリック
  5. 上位投稿と全体推移

ただし、その前にひとつ確認しておきたいことがあります。

通常投稿と返信を、できれば分けて見ることです。

企業アカウントでは、通常の情報発信とユーザーへの返信では役割が違います。

返信が多いアカウントで両方をまとめて集計すると、「投稿数は多いのに思ったほど見られていない」といった、実態とは少し違う見え方になることがあります。

まず「何を数えている数字なのか」を揃えてから確認しましょう。


1. インプレッション|まず「どれだけ見られたか」を確認する

最初に確認するのはインプレッションです。

インプレッションは、簡単に言えば投稿がどれだけ表示されたかを見るための数字です。

X運用の入口となる、

認知

を確認する指標と考えるとわかりやすいでしょう。

ただし、ここで注意したいのが、

平均インプレッションだけで判断しないことです。

平均値は、1本のヒット投稿で大きく変わる

たとえば普段100〜300インプレッション程度の投稿が並んでいても、1本だけ数万インプレッションの投稿が出れば、平均値は一気に上がります。

ORCHIS STUDIOでXアナリティクス診断Liteを開発した際の検証データでも、

  • 平均インプレッション:約13,335
  • 中央値インプレッション:127

と、大きな差が出たケースがありました。

平均だけを見ると「1投稿あたり1万以上見られているアカウント」に見えます。

しかし実際には、一部の突出投稿によって平均値が大きく引き上げられていました。

そこでORCHISでは、

平均と中央値をセットで確認する

ことをおすすめしています。

日常的な投稿の実力を見るのであれば、中央値の方が実態を把握しやすいことがあります。


2. エンゲージメント率|「見られたあと反応されたか」を見る

インプレッションの次は、エンゲージメント率です。

インプレッションが「見られた量」だとすれば、エンゲージメント率は、

見た人がどれくらい反応したか

を見る指標です。

たとえば、

  • いいね
  • リポスト
  • 返信
  • リンククリック
  • プロフィールクリック
  • 詳細表示

などの反応が含まれます。

ここで大切なのは、

インプレッションとエンゲージメント率を別々に評価しないこと。

たとえば、

インプレッションは増えたが、反応率が下がった

のであれば、

「広く見られるようになったが、内容への関心は弱くなっている」

可能性があります。

逆に、

インプレッションは少ないが、反応率が高い

のであれば、

「届いている人数は少ないが、見た人には刺さっている」

可能性があります。

どちらが良い悪いではありません。

認知に問題があるのか、内容に問題があるのかを切り分けるために両方見る。

これがポイントです。


3. プロフィールクリック|「この会社、何者?」と思われたかを見る

企業Xで意外と見落とされやすいのが、プロフィールクリックです。

投稿を見た人が、

「この会社は何をしているんだろう?」
「他の投稿も見てみよう」
「サービスについて知りたい」

と思ったとき、プロフィールへ移動します。

つまりプロフィールクリックは、

投稿への反応から、アカウントそのものへの興味へ進んだ数字

と見ることができます。

ORCHISでは、

認知 → 興味

へ移動したかを見る数字として重視しています。

インプレッションが多く、いいねも付いているのにプロフィールクリックがほとんどない場合、投稿単体では消費されているものの、

「この会社についてもっと知りたい」にはつながっていない

可能性があります。

企業Xの場合、投稿だけ伸ばすことが最終目的とは限りません。

プロフィールから、

  • 固定ポスト
  • 公式HP
  • サービスページ
  • 問い合わせ先

へ進んでもらう必要があります。

その入口がプロフィールクリックです。


4. URLクリック|Xの外へ動いたかを見る

次に確認したいのがURLクリックです。

プロフィールまで来てもらえても、その先のHPやLPへ誰も移動していなければ、問い合わせ導線は途中で止まっています。

そのため、

XからWebサイトへ人を送ることが目的なら、URLクリックはかなり重要です。

ただし、ここでも注意点があります。

URLクリック=問い合わせではない

URLがクリックされたからといって、その人が問い合わせをしたとは限りません。

Xアナリティクスでわかるのは、

Xからリンク先へ移動した

ところまでです。

その後、

  • HPを読んだか
  • サービスページを見たか
  • CTAを押したか
  • フォームへ進んだか
  • 問い合わせを送信したか

は、Webサイト側のデータも確認する必要があります。
ここが、X運用だけを見ていると抜けやすい部分です。

Xでアクセスを集めても問い合わせが増えない場合、問題は投稿ではなく、HPに着地した後の導線にある可能性があります。

関連記事:

「SNSからHPに人は来るのに問い合わせが増えない理由|Web導線の見直し方」


5. 上位投稿だけでなく「普段の投稿」を見る

アナリティクスを見ると、つい一番伸びた投稿に目が向きます。

もちろん上位投稿を見ることは大切です。

  • どんなテーマだったか
  • どんな書き出しだったか
  • 画像や動画を使っていたか
  • どんなCTAだったか

を確認すれば、次の投稿改善につながります。

ただし、

「バズった1本」=「アカウント全体が改善した」ではありません。

重要なのは、

  • 上位投稿
  • 普段の投稿
  • 期間全体の推移

を分けて見ることです。

たとえば1本だけ10万インプレッションを獲得していても、その他の投稿が以前と変わっていなければ、まだ再現できているとは言えません。

逆に大きなヒット投稿がなくても、普段100インプレッションだった投稿が、

150 → 200 → 250

と少しずつ上がっているのであれば、アカウント全体としては良い変化かもしれません。

企業Xでは、単発の大きな数字よりも、

再現できる改善

を探す方が実務では重要です。


ORCHISでは「認知 → 反応 → 行動」の順番で見る

ここまでを整理すると、Xアナリティクスは次のように見るとわかりやすくなります。

認知

インプレッション

まず投稿が見られているか。

↓

反応

エンゲージメント率

見た人が何らかの反応をしているか。

↓

興味

プロフィールクリック

投稿だけでなく、会社・店舗・サービスそのものに興味を持ったか。

↓

行動

URLクリック

Xの外にあるHPやLPへ移動したか。

↓

Webサイト側

サービス理解 → CTA → 問い合わせ・予約

ここから先はXアナリティクスだけでは判断できません。

つまり、

インプレッションが増えたかどうかだけを見ても、企業Xが成果につながっているかはわからない

ということです。


フォロワー数や「いいね」だけを追わない

もちろん、フォロワー数やいいね数も無意味ではありません。

ただし企業・店舗・個人事業主がXを仕事につなげたいのであれば、

「フォロワーが何人増えたか」

だけで運用を評価するのは少し危険です。

たとえば、

フォロワーは増えていない。

しかし、

プロフィールクリックが増え、
HPへのURLクリックも増え、
実際の問い合わせが発生している。

のであれば、事業としては十分価値があります。

逆にフォロワーが毎月増えていても、プロフィールもHPも見られていなければ、仕事への導線はまだ弱いかもしれません。

数字を見る目的は、

大きな数字を作ることではなく、どこを改善すれば次の行動につながるかを見つけることです。


XアナリティクスCSVから、自社の傾向を無料で確認できます

「考え方はわかったけど、自社のCSVをひとつずつ見るのは大変」

という場合は、ORCHIS STUDIOの

「企業公式Xアナリティクス無料診断 Lite」

をお使いいただけます。

Xアナリティクスから出力したCSVを読み込むだけで、

  • インプレッション
  • エンゲージメント
  • エンゲージメント率
  • プロフィールクリック
  • URLクリック
  • 上位投稿
  • 期間内の推移

などを整理し、

認知・反応・行動のどこに改善余地がありそうか

を簡易診断します。

CSVデータはブラウザ内で処理され、登録も不要です。

→ 企業公式Xアナリティクス無料診断 Liteを使ってみる


Xの数字だけでは判断できない場合もあります

Lite診断やXアナリティクスでわかるのは、あくまでX上で何が起きているかです。

たとえば、

「投稿は見られている」
「プロフィールにも来ている」
「HPもクリックされている」

それでも問い合わせが増えないのであれば、次に確認する場所はXではありません。

  • プロフィール
  • 固定ポスト
  • LP・HP
  • サービス説明
  • CTA
  • 問い合わせフォーム

まで含めて確認する必要があります。

ORCHIS STUDIOでは、Xだけを切り離して考えるのではなく、

SNS → HP・LP → 問い合わせ・予約

まで含めたWeb導線として改善を行っています。

数字は悪くないのに成果につながらない場合は、導線全体を一度整理してみてください。


よくある質問

Xアナリティクスでは最初に何を見ればいいですか?

まずインプレッションで認知状況を確認し、次にエンゲージメント率、プロフィールクリック、URLクリックの順番で見ると、どこでユーザーの行動が止まっているか整理しやすくなります。

インプレッションは平均だけ見ればいいですか?

平均だけでは判断しない方が安全です。

一部の投稿が大きく伸びると平均値も大きく上がるため、可能であれば中央値や上位投稿もあわせて確認しましょう。

エンゲージメント率が高ければ運用は成功ですか?

必ずしもそうとは限りません。

反応が多くても、プロフィールやHPへの移動、問い合わせにつながっていなければ、事業目的によっては導線改善が必要です。

URLクリックが増えたのに問い合わせが増えないのはなぜですか?

リンクをクリックした後のHP・LP・サービス説明・CTA・問い合わせフォームなどに原因がある可能性があります。

Xだけでなく、着地後のWeb導線も確認してみましょう。


まとめ

Xアナリティクスを開いたら、すべての数字を追いかける必要はありません。

まずは、

インプレッション
↓
エンゲージメント率
↓
プロフィールクリック
↓
URLクリック

の順番で、

認知 → 反応 → 興味 → 行動

がどこまでつながっているか確認してみてください。

そして忘れてはいけないのが、その先です。

X → プロフィール → HP・LP → CTA → 問い合わせ・予約

までつながって初めて、Xが事業の導線として機能します。

数字を見る目的は、数字を増やすことではありません。

「次にどこを直せばいいのか」を見つけるために、数字を見る。

これが、ORCHIS STUDIOがXアナリティクスを見るときの基本的な考え方です。